2025年6月11日、任天堂は新型ゲーム機「Nintendo Switch 2（以下、Switch2）」の世界累計販売台数が発売からわずか4日間（6月5日〜8日）で350万台を突破したと発表しました。
これは任天堂のゲーム機史上、発売直後の最多販売記録となります。
Switch2の販売台数は歴代最速！過去ハードとの比較
Switch1と比較しても異例の速さで売れていることがわかります。
- 初代Nintendo Switch：発売から約1か月で274万台
- Switch2：発売からたった4日間で350万台
つまり、Switch2は初代Switchの約2倍のスピードで売れていることになります。
マイニンテンドーストアやAmazon・ヨドバシカメラ・ゲオなどの大手小売店では抽選販売が行われ、多くのユーザーが応募しました。
希少性の高さが注目を集め、初動販売数の伸びにも貢献したと見られます。
一方、ソニーのPlayStation 5（PS5）やマイクロソフトのXbox Series X|Sの初動と比べると、欧州市場ではSwitch2がやや劣るという指摘もあります（IGN Japan）。
海外ではすでに店頭に普通に在庫があるとの報告もあります。
高価格と専用ソフト不足が今後の課題に
順調なスタートを切ったSwitch2ですが、今後の販売継続にはいくつかの課題もあります。
- 本体価格：49,980円（税込）と高額
- 専用タイトルの少なさ：現時点での主なソフトは
- 『マリオカート ワールド』
- 『NINTENDO SWITCH2のひみつ展』
- 『ドンキーコング バナンザ』
独占ソフトが少ないため、購入の決め手に欠けるという声も見られます。
購入者のレビューは？「進化したSwitch」という評価
SNSやレビューサイトでは、「映像が綺麗」「ロード時間が短い」「全体的に高級感があり、作りがしっかりしている」というポジティブな意見が見られる一方、「バッテリーの持ちが不安」「マウス操作に癖がある」「Switchとあまり変わらない」という意見も見られます。
順当進化したSwitchと見るか、目新しさが無い後継機と見るか評価が分かれている状況です。
店頭販売の状況：徐々に在庫復活中！
発売直後は入手困難だったSwitch2ですが、日本でも「普通に店頭で買えた」という報告が増えてきています。
今後は、意外と早いタイミングで抽選なしでの購入が可能になると予想されます。
まとめ：Switch2は普通に買えるようになるまで待とう
Switch2の販売台数350万台という記録は驚異的ですが、価格やソフトの充実度を考慮すると、焦って高額転売で買う必要はありません。
任天堂は初年度販売目標を1,500万台とし、供給体制も強化中（Yahoo!ニュース）。
任天堂としてもできる限り生産しながら、徐々にソフトを投入していく方向でしょう。
現時点では専用ソフトも少ないので、焦らずに買えるタイミングを待ちましょう。
