いよいよ「Nintendo Switch 2」の詳細が明らかになりました。
4⽉2⽇(⽔)22時に公開された「Nintendo DirectNintendo Switch 2 – 2025.4.2で発表された新機能を中心に初代Nintendo Switchと比べて何が変わったのか?をお伝えしていきます。


「Nintendo Switch 2」のハード基本情報、初代Switchとの比較表

「Nintendo Switch 2」の本体について発表された内容を初代Switchと比較しました。


  Nintendo Switch 2 初代Nintendo Switch
画面サイズ7.9インチ6.2インチ
画面解像度1080p
静電容量方式タッチスクリーン 
720p
静電容量方式タッチスクリーン
サイズ縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm
(Joy-Con 2 取り付け時
縦102mm×横239mmx厚さ13.9mm
(Joy-Con取り付け時※)
重量約534g
Joy-Con 2 取り付け時
約398g
Joy-Con取り付け時
CPU/GPUNVIDIA社製 カスタムプロセッサNVIDIA社製 カスタマイズされたTegraプロセッサー
描画速度最大120FPS最大60FPS
4K対応
※ドック接続時
非対応
HDR対応非対応
内部ストレージ256GB
読み込みも高速化
32GB
内蔵バッテリーリチウムイオンバッテリー/電池容量 5220mAh
※取り外し不可
リチウムイオンバッテリー/電池容量 4310mAh
バッテリー持続時間約2~6.5時間
※目安の時間
約4.5~6.9時間
充電時間約3時間
 本体をスリープして充電したときの時間
約3時間
 本体をスリープして充電したときの時間
通信方式無線LAN(Wi-Fi 6)/Bluetooth
(TVモード時のみ、有線LAN接続も可能)
無線LAN(Wi-Fi 6)/Bluetooth
(TVモード時のみ、有線LAN接続も可能)
価格49,980円32,978円
マイクdデジタルマイク
ノイズキャンセル、エコーキャンセル、オートゲインコントロール付き
マイク無し 
ヘッドフォン立体音響対応立体音響非対応
音声出力リニアPCM 5.1ch対応
 ヘッドホン出力時・内蔵スピーカー出力時にサラウンド効果を付与して出力可能
リニアPCM 5.1ch対応
本体スタンド拡大し、角度も自由に設定可能角度の設定不可
USB端子USB Type-C端子 2ポート
※上部に追加
USB Type-C™端子1ポート
ジョイコンの着脱方式マグネット式スライド式
本体スピーカーよりクリアになり、立体音響に対応立体音響非対応
microSDmicroSD Expressカードのみ対応microSD、microSDHC、microSDXC
ドックの冷却ファン有り無し

本体の描画性能や内蔵メモリは?

詳細な本体性能(描画性能や内蔵メモリ)については非公開ですが、任天堂のインタビュー「開発者に訊く」では「今回は特にアグレッシブにメモリー容量を増やしています。」と話しているため、12GBもしくは16GB相当まで増やしていることが考えられます。


「Nintendo Switch 2 」の新機能(Cボタン、ジョイコンマウス)

新機能の中から特に注目の機能を解説します。


■ Cボタンは「ゲームチャット」!!

引用:任天堂公式サイト

「Cボタン」コミュニケーションに関わるキーワードの頭文字「C」と予想されていましたが、予想通りゲーム中にビデオ通話含めたチャットができる「ゲームチャット」機能が追加されました!

本体内蔵のマイクを使って「自分のゲームの画面を共有しながらボイスチャット」をすることが可能です。

遊んでいるゲームが違っても共有可能な点が斬新で、同じゲームをプレイしながら遊ぶ以外に「それぞれが違うゲームを遊びながらチャットも可能」になっています。

お互いのプレイを見ながらゲームをプレイするのは新しい感覚ですね!


■ ジョイコンにマウス機能搭載!!

引用:任天堂公式サイト

1月22日に公開されたティザー映像では、ジョイコンがまるでマウスのように滑らかに動く様子描かれていましたが、予想通りジョイコンにマウス機能が搭載されました

「メトロイドプライム4」や今回発表された「シヴィライゼーション7がマウスで遊べるほか、両方のジョイコンをマウスを使って遊ぶ新作ソフト「ドラッグアンドドライブ」も発表されています。

本体の基本機能としてマウスが加わっているのはPSやXboxでもこれまで無かったので、どんなソフトが遊べるのか楽しみですね!


■ 発売日は6月5日(木)、価格は49,980円(税込)!!

発売日と価格についても発表されました。

発売日:6月5日(木)
価格:49,980円(税込) 

『マリオカート ワールド』のダウンロード版が付属する本体は53,980円です。

現行Switchの価格(32,978円)と比較するとかなりの値上げになりましたが、公開された新機能や最近の物価上昇や部品価格を考慮すれば十分に納得できる、むしろ「任天堂がんばった!!」と言える価格でしょう。

発売日に関しては想定された中ではかなり早い6月5日になりました。
各所の体験会が終わったらすぐに発売となります。


【転売対策】マイニンテンドーストアでの抽選予約には条件あり

任天堂は、Switch 2の発売に向けて転売対策を強化する方針を示していましたが、今回マイニンテンドーストアでの抽選販売も実施するに当たって下記の条件を発表しています。

マイニンテンドーストアの抽選販売に応募できる条件
  • 2025年2月28日(金)時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であること(体験版ソフト、無料ソフトは除く)
  • 応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間があり、応募時にも加入していること

これは転売対策だと思われますが、遊んだ時間を含むは良い対策です。2月までの累計なので、これから遊んでも無理なところも素晴らしいですね。
「Nintendo Switch Online」への加入に関しても、長く加入している任天堂ファンにとっては嬉しいですよね。

マイニンテンドーストア以外のショップでの予約開始は4月24日以降です。

「日本語・国内専用」と「多言語対応版」の本体あり

引用:任天堂公式サイト

今回は完全に「国内版」として切り離しました。

  • 対応言語は「日本語」のみ
  • 「国/地域」を「日本」に設定しているニンテンドーアカウントのみ連携可能
  • 「ニンテンドーeショップ」で購入できるソフトは日本地域を対象にしたソフトのみ
  • 日本語以外に対応した「多言語版」は69,980円(税込)

これは海外使用目的の購入を防ぐ目的があります。
日本国内版の価格49,980円は為替含めて考えるとかなり割安になってしまいます。日本国内版を出すことによって「日本国内の価格を抑えながら、海外からも購入されにくい」状況になります。


発表内容は他にも

本記事では「Nintendo Switch 2 ダイレクト」では発表された中から本体に絞って解説しました。
想像以上に本体性能がパワーアップしていましたね。
本体メモリが向上したことでオープンワールド系のゲームも増えていきそうです。


今後は「Nintendo Today!」も含めて情報が公開されていきますので、更なる新情報を楽しみにしながら発売日を待ちましょう!