X(旧Twitter)上でイーロン・マスク氏が『アサシン クリード シャドウズ』に批判的なコメントを投稿し、それに対してUBIの公式アカウントが鋭く切り返したことで話題になっています。
過激な発言でたびたび注目を集めるイーロン・マスク氏ですが、今回も自身が運営するX(旧Twitter)上でのやり取りが注目を集めています。

イーロン・マスク氏とUBIのやり取りとは?
今回は、実際の投稿の内容とその翻訳・解説を交えながら紹介していきます。


イーロン・マスク氏が返り討ちにあった流れ

やり取りの流れは以下の通りです。

該当ポストの流れ
  1. Grummzというアカウントが、『アサシン クリード』を紹介していたHasanというアカウントを批判。
  2. それに対してイーロン・マスクが、「アサクリシャドウズは酷いゲーム」旨を含む返信を投稿。
  3. UBIの公式アカウントが、イーロン・マスクに対して痛烈な皮肉で応酬

イーロン・マスクは相変わらず「言わずにはいられない」性格みたいですね。。

それでは、実際のやり取りの内容を見てみましょう。


イーロン・マスクとUBI公式のやり取り(翻訳付き)

イーロン・マスク氏の発言:

Hassan is a fraud.
“Sell-out” would be more accurate.
Objectively, he is promoting a terrible game just for the money.

『ハッサンは詐欺師です。
「(お金のために)魂を売った」という表現の方が正確でしょう。
客観的に見て、彼はお金のために酷いゲームを宣伝しています。』


terrible=「酷い」という意味で、恐ろしいほど悪いものに対して使用されます。
この発言に対して、UBIの公式アカウントが次のように返しました。

UBIの返答:

Is that what the guy playing your Path of Exile 2 account told you?

「それは、あなたの『Path of Exile 2』アカウントを代わりにプレイしている人が言ったことですか?」


この返答は、イーロン・マスク氏が『Path of Exile 2』を他人にプレイさせていた(いわゆる“ブースティング”)ことを皮肉ったものです。

補足

今年1月、イーロン・マスク氏は『Path of Exile 2』において“替え玉プレイ”をしていたことを認めています。その際、「他のトッププレイヤーも同じことをしている」と発言し、炎上しました。

短い返しですが、切れ味抜群ですね。
公式アカウントと著名人がこんなにバチバチで大丈夫なのか…とちょっと心配になるほどです。

なお、UBI公式の投稿には現在63万以上の「いいね」がついています。(対してイーロン・マスク氏の投稿は約3.2万「いいね」)

この投稿によってUBIは称賛され、これを機に「アサシンクリードシャドウズ」を購入する人まで現れている様子です。

結果的に、イーロン・マスク氏の発言が逆に『アサシンクリードシャドウズ』のプロモーションになっているというのが、なんとも皮肉ですね。


実は以前にもイーロン・マスク氏とUBIはやり合っていた

実は過去にも、イーロン・マスク氏は『アサシン クリード シャドウズ』に対して批判的な投稿をしています。
参照:https://x.com/stillgray/status/1793994987954458859

「弥助を起用したことでUBIは延期する必要があるのか?」というポストに対して、イーロン・マスク氏は「DEIはアートを殺す」と返信し、こちらも話題を呼びました。
※DEI=多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)

このとき、UBI側は直接的な返信をせず、インタビューで触れる程度にとどまりました。

もしかすると、こうした経緯があったからこそ、今回はたまっていたものを晴らすような鋭い返しになったのかもしれません。


まとめ

イーロン・マスク氏とUBIの今後のやり取りも、野次馬的に気になるところです。
マスク氏はX(旧Twitter)のオーナーでもあるため、今後、関連投稿やUBI公式アカウントに対して何らかの措置を取る可能性も…?
とはいえ、さすがにそこまではしないと思いたいですね。

一方で、『アサシン クリード シャドウズ』は実際にプレイしたユーザーからは好評を得ており、今後の展開にも期待が高まります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!