2025年2月28日に発売され、3日間で800万本を販売するという、シリーズ最高のスタートを切った「モンスターハンターワイルズ」。
すでに多くのハンターたちが狩りに没頭していることでしょう!

しかし、今作は要求スペックが非常に高いため、
「購入したけど、自分のPCでは動かない…」
「なんとか動くけど、もっと高画質で遊びたい…」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

新しいゲーミングPCを買えば解決するものの、20万円以上の出費はなかなか痛い…。
(最近さらに高くなってきてる印象…!)

そこで今回は、もう一つの選択肢「クラウドゲーミング」を試してみました!
この記事では、「GeForce Now」上でモンハンワイルズをプレイした感想
をお伝えします。


今作「モンスターハンターワイルズ」の推奨スペックを確認

まずは、モンハンワイルズの推奨スペックを見てみましょう。

項目最低スペック推奨スペック最高
CPUIntel Core i5-10400
Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i5-10400
Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i5-10400
Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i5-11600K
Intel Core i5-12400
AMD Ryzen 7 5800X
AMD Ryzen 7 7700
 GPU GeForce GTX 1660(VRAM 6GB)
Radeon RX 5500 XT(VRAM 8GB)
 GeForce RTX 2060 Super(VRAM 8GB)
Radeon RX 6600(VRAM 8GB)
 GeForce RTX 4060 Ti(VRAM 8GB)
Radeon RX 6700 XT(VRAM 12GB)
 GeForce RTX 4070 Ti (VRAM 12GB)
GeForce RTX 4070 Ti Super(VRAM 16GB)
Radeon RX 7800 XT(VRAM 16GB)
メモリ16GB16GB16GB16GB
ストレージ75GB SSD75GB SSD75GB SSD75GB SSD
(無料追加コンテンツ:高解像度テクスチャパック導入時 150GB)

一応、そんなに高スペックのPCで無くても動かせるように見えますが、実は「最低」だとようやく起動できる程度で、グラフィックもかなり荒い状態になったりします。
基本的に期待している状態でプレイするには「高」以上のスペックが必要です。

ちなみに筆者のノートPC(RTX3060)で試してみましたが、「推奨」以上の環境ではあるものの、色々設定を調整して何とかプレイできるかなぁ、、という感じでけっこう厳しかったです、、、


ある程度の高画質でプレイするには上の表の「高」以上のスペックは必要そうです。
「高」以上の環境でプレイするにはRTX4060Tiが必要ですが、ざっくり検索したところ、RTX4060Ti搭載PCの価格は16万円~でした。なかなかすぐには決断できない金額ですよね、、

そこで登場するのが、クラウドゲーミングです!


クラウドゲーミングとは?

クラウドゲーミングとは、クラウド上のPCでゲームを処理し、映像をストリーミングするサービスです。

クラウドゲーミングの特徴

PCのスペックに依存せず高画質でプレイ可能
スマホやタブレットでもプレイ可能
ゲームのインストール不要(ストレージを圧迫しない)

今回試した「GeForce Now」も、このクラウドゲーミングの一つです。
運営しているのNVIDIAです。

NVIDIAといえば聴き慣れない方もいるかもしれませんが、先ほどの推奨スペックでも記載した「RTX4060」などのPC用グラフィックボード(GPU)を作っている会社です。

PC用のグラフィックボード(GPU)の最大手で、今ではAI関連企業としても知られており、会社の時価総額がAppleを抜いた、なんてニュースもまだ記憶に新しいですね。

「GeForce Now」は、そんなNVIDIA社が提供するサービスなんです。


「モンハンワイルズ」をGeForce Nowでプレイしてみた結果

今回、「GeForce Now」の「Ultimate」プランでモンハンワイルズをプレイしました。

🎯 結論:「全く問題なし!」

実際にプレイした感想は、遅延もなく、映像も美麗で、ローカルPCと遜色なし

操作の遅延なし(モンハンのアクション性でも違和感ゼロ)
映像の遅延なし(超高画質でプレイ可能)
普通のゲーミングPCと変わらない快適さ

スクリーンショットも貼っておきますが、実際の画質はもっと断然キレイです!参考程度にしてもらえればと思います。
参考スクショ(※ゲーム動画をキャプチャしてスクショしているため、解像感は低下しています)


GeForce NowとゲーミングPCのコスト比較

GeForce NowのUltimateプラン(RTX 4080相当)と、ゲーミングPC購入時のコストを比較してみます。

項目ゲーミングPCGeForce Now Ultimate
初期費用約35万円~(RTX 4080搭載) 3,580円/月
2年間の総コスト35万円以上約8.6万円

ゲーミングPCを買うと30万円以上かかる
GeForce Nowなら月額3,580円で最高設定プレイが可能!

さらに、以下の点も考慮したいところです。

  • ゲーミングPCは数年後にはスペック不足になるので、「分割払いが終わるころには型落ち」ということも
  • そんなに長期間ゲームしない場合もある(数ヶ月モンハンだけプレイする、など)
  • ゲーム時のファンの騒音も無い

今はGPUの更新時期なので様子見したい場合にも、この「GeForce Now」を利用するのは一つの手段になります。

高スペックのゲーミングPCはファンの音や排熱も地味に気になります


GeForce Nowの補足・ゲームの設定について

① 「GeForce Now」はモバイル端末でもプレイ可能

GeForce Nowは、

  1. PC(Windows・Mac)
  2. スマホ(iPhone・Android)
  3. タブレット・TV
    など、どこでもモンハンができる!

高グラフィックのゲームを持ち出して遊ぶのはロマンがありますよね

② グラフィック設定の調整

「GeForce Now」というよりは「モンハンワイルズ」の設定ですが、、設定を調整すればより快適にプレイ可能です。
特に以下の設定は個人的に気にしているところなので、参考にしてもらえればと思います。

解像度 → ディスプレイの最大解像度に設定
アップスケーリングモード → NVIDIA DLAA or クオリティ設定
テクスチャ品質 → 「最高」にするには高解像度テクスチャパックが必要
被写界深度・モーションブラー → 不要ならオフ推奨

本作で「画面がぼやける」「霧がかかったように見える」と感じたら、設定を変更してみると改善するかもしれません!

「モーションブラー」と「ビネット効果」は毎回切ってます。
目が疲れやすくなるんですよね、、


クラウドゲーミングするなら「応答速度」が速い回線がお勧め

クラウドゲーミングでは、回線の応答速度(ping)が重要です!
筆者の環境はこんな感じ。

項目数値
回線業者NURO光
回線速度400Mbps ~ 980Mbps
 応答速度(ping) 2ms ~ 10ms

クラウドゲーミングでは、
「回線速度」よりも「応答速度(ping)」が大事

🔹 ping値15ms以下 → オンラインゲームでも遅延なしで快適プレイ
🔹 ping値30ms以上 → 遅延を感じる可能性あり

筆者の環境では2msと超快適な数値を維持。
(夜でも8ms~10ms程度で問題なし!)

一時期は色々悪い話もあったNURO光ですが、少なくとも筆者の環境では安定した数値を出すことができています。

他の回線でもかなり回線速度が速い回線も増えてきましたが、NURO光はその中でも特にサーバーとの応答速度(ping値)が早いのが特徴なのでお勧めです。

「NURO 光」ってソニーがやってる回線業者なんですよね。


まとめ

今回は「モンスターハンターワイルズ」を「GeForce Now」でプレイした感想をお伝えしました。

遅延なし・高画質で快適プレイ!
Ultimateプランなら月額3,580円でRTX 4080級の環境!
ゲーミングPCを買わなくても、どこでもプレイ可能!

クラウドゲーミングの進化には本当に驚きました!

「ゲーミングPCを買うか迷っている…」という方は、
まずはGeForce Nowを試してみるのもアリですね!

GeForce Now


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今後もゲーム関連の情報をお届けしていきますので、お楽しみに! 🎮