序文
バイオハザードシリーズのスマートフォン向け新作『バイオハザード サバイバルユニット』の詳細発表が、7月11日午前7時にYouTubeで公開されました。
ジャンルはサバイバル戦略シミュレーション。
カプコン監修、アニプレックスとJOYCITY共同開発による注目の新作について、明かされたゲームの詳細を詳しく見ていきましょう。
『バイオハザード サバイバルユニット』とは?
『バイオハザード サバイバルユニット』は、7月4日に開催された「Anime Expo 2025」にて発表されたばかりの新作タイトルです。
当初発表されていたのは、スマートフォン向けのストラテジーゲームであること、そして公開された画像からアンブレラ社の看板が確認できることのみでした。
2025年7月11日、公式YouTubeにて配信されたオンライン発表会によって、ゲームの詳細が初めて明らかになりました。
本編とはパラレルワールド、共通の登場人物も
2025年内のサービス開始予定
公式発表によると、本作は2025年内のサービス開始を予定しています。事前登録も発表と同時に開始されました。
拠点は「とある邸宅」

プレイヤーの拠点となるのは「とある邸宅」。初代バイオハザードの洋館を彷彿とさせる設定で、この邸宅を拠点として様々な準備を整えていく展開となります。
公開されたゲーム画面では、クォータービュー視点に近い視点で探索を進めていく様子が確認できました。
シリーズお馴染みの演出、パズル要素なども含まれている様子です。









原作とは異なるパラレルな物語
本作は原作の世界観を舞台にしながらも、原作とは異なるパラレルなストーリーが展開されることが正式発表されました。
- 物語の開始時点は『バイオハザード2』『バイオハザード3』と同じタイミング
- プレイヤーは実験体として拘束されていた主人公となり、謎の病院で目覚める
- 徐々に状況を把握しながら脱出を目指す展開
豪華登場キャラクター陣
クリスやジルなど人気キャラクターが多数登場することが確認されました:
- レオン・S・ケネディ
- クレア・レッドフィールド
- ジル・バレンタイン
- カルロス・オリヴェイラ
- マービン・ブラナー
- アリッサ・アシュクロフト(『バイオハザード アウトブレイク』より)
- ベッカ・ウーリー(『バイオハザード アウトブレイク』より)







また、各キャラクターは固有の能力と特性を持ち、プレイヤーは自分のスタイルに合わせてキャラクター編成を組むことができます。

開発陣の証言
エグゼクティブプロデューサー・橋本真司氏(元スクウェア・エニックス)は、「限られたリソースで生き抜くというシリーズ特有のサバイバル要素は、ストラテジーゲームとの相性が非常に良い」と述べています。
バイオハザードシリーズプロデューサー・川田将央氏(カプコン)は、「作品の枠を超えて多数のキャラクターやクリーチャーが登場するので、バイオハザードファンの方にとっては夢のような作品になる」とコメントしています。
天野喜孝氏がクリーチャーデザインに参加
『ファイナルファンタジー』シリーズでおなじみの天野喜孝氏が、一部クリーチャーのデザインに参加していることが発表されました。

天野氏がデザインした「モルテム」というクリーチャーは、ゲーム内で重要な役割を担うキャラクターとして登場予定です。
これまでのシリーズとは異なる、幻想的な雰囲気を持つ敵キャラクターとなっています。
ゲームシステムの特徴
- サバイバル戦略シミュレーションとして、仲間とともに生存を目指す
- 拠点構築:邸宅を拠点として資源確保と勢力拡大
- キャラクター育成:各キャラクターの固有スキルを活用した戦略的バトル
- 武器商人:原作にも登場する武器商人から様々なアイテムを購入可能

武器商人のアイテムが課金要素かもしれませんね。
補足情報
開発体制
- 監修・協力:カプコン
- 開発:アニプレックス × JOYCITY Corporation共同開発
- 配信エリア:日本、北米、欧州、アジアを含むグローバル展開予定
今後の展開
公式SNSでは今後も開発の進行に合わせて様々な情報を発信予定です。事前登録は公式サイトで受付中です。
関連リンク
まとめ
『バイオハザード サバイバルユニット』は、シリーズファンが待ち望んでいたクリスやジル、レオンなど人気キャラクターが一堂に会する夢のような作品となりそうです。
原作とは異なるパラレルな世界観で展開されるため、既存ファンはもちろん、アクションゲームが苦手な方でも楽しめるストラテジーゲームとして注目を集めています。
天野喜孝氏による新たなクリーチャーデザインも含め、これまでにない切り口でバイオハザードの世界を楽しめる本作の2025年内サービス開始に期待が高まります。