【注意】Switch2のキーカード形式は「初回ダウンロード必須」/対応ソフトと見分け方

2025年5月19日

Nintendo Switch 2（以下、Switch2）には「キーカード」という新しい仕組みが導入されています。
これまでのNintendo Switchにはなかった形式で、対応しているソフトも若干わかりづらいです。

本記事では「キーカード」形式とは何か、そして購入前に知っておくべき注意点について詳しく解説していきます。

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キーカードとは？

「キーカード」とは、Nintendo Switch 2のパッケージ版ソフトの形式の一つです。一般的なパッケージ版ソフトとして販売されていますが、従来のゲームカードとは大きく異なる点があります。

最大の違いは、キーカードの中にはゲームソフトのデータが保存されていないということです。
カード内には、ゲームを起動するための「キー（鍵）」のみが保存されており、実際のゲームデータはインターネットを通じてダウンロードする必要があります。

一度ダウンロードしてしまえば、2回目以降のプレイ時にはダウンロードの必要はありませんが、プレイするときには必ずキーカードを本体に差しておく必要があります。
この点は従来のゲームカードと同じです。

キーカード形式の最大の注意点は、初回プレイ時にはダウンロードが必須なため、必ずインターネット環境につなぐ必要があることです。
パッケージ版を購入して出先や旅行先ですぐにプレイしたいと思っても、Wi-Fi環境がなければ遊ぶことができません。

お子さんへのプレゼントなど、すぐに遊びたい状況でインターネット環境が整っていない場合は特に注意が必要です。プレゼントする際にはこの点を一言添えておくと良いでしょう。

キーカード形式ではゲームデータを本体またはmicroSD Expressカードにダウンロードする必要があります。そのため、十分な空き容量を確保しておく必要がある点も重要です。

通常のゲームカードではカード内にゲームデータが入っているので、本体の空き容量をあまり気にする必要はありませんでしたが、キーカード方式では一般的なダウンロード版と同様に大きな空き容量が必要になります。

最近のゲームでは一本あたり50GB程度は必要になるケースも多いため、microSD Expressカードの購入も検討しておくと良いでしょう。

キーカード形式は一見するとダウンロード版と変わらないように感じるかもしれませんが、いくつか違いがあります：

物理ゲームカードとダウンロード版のちょうど間に「キーカード」は収まっています。

キーカード形式のソフトは、パッケージの表示で確認することができます：

各ソフトメーカーのWebサイトでも「キーカード」形式であることが記載されている場合があります（例：カプコンなど）。

任天堂が開発したゲームにはキーカード形式は採用されないという公式声明が出ています。
イギリス任天堂の発表によれば、任天堂が開発したゲームでは通常のゲームカードを使用するとのことです。

一方で、現時点では任天堂以外から販売されるほとんどのゲームソフトがキーカード形式となっています。
現時点で確認できる情報では、サードパーティーのタイトルで唯一「サイバーパンク2077 アルティメットエディション」だけが通常のゲームカード方式を採用しているとされています。

つまり、「任天堂作品は通常のゲームカード、それ以外はほぼキーカード形式」と考えておくと間違いないでしょう。

Switch2のキーカード形式は、初回プレイ時のダウンロードが必須となるため、以下の点に注意しましょう：

キーカード形式は一長一短ありますが、事前に知識を得ておくことで、購入後の混乱を避けることができます。
Switch2を最大限に楽しむためにも、この新しいシステムをしっかり理解しておきましょう。